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新しいの

予告していたとおり新しいの
魔法少女リリカルなのは DarkerDiamond

第23管理外世界 「ライネック」

 このライネックは、もはや人が住むには適さない環境だった。荒廃した大地、天候、原生生物。どれをとっても最悪だった。荒れ果て、人がいた形跡と言えば、既に風化してボロボロになった柱の残骸ぐらいのものだ。
 だからこそ『彼ら』は研究を行うのにライネックを選んだのだ。人目につくことも無く、機密を保持するのにこれほど適した環境もなかなか無いだろう。
「出来た・・・!出来たぞ!遂に出来たんだ!」
 地上と違って、地下は見違えるほどに快適だった。外に出ることも出来ず、何年もすしずめで状態で研究をしなければならない環境が快適ならばの話だが。
 巨大なカプセルとモニターの並ぶその部屋の中央で、やつれてもはや見た目では年齢を判断できなくなった男が、白衣を翻して叫んだ。周りの白衣達も皆部屋の中央を見て歓声を上げたり拍手したりしている。
 やつれた男は手をかざして再び叫んだ。
「さぁ、我がいとしの子よ。目覚めのときだ」
 彼の目の前のカプセルが開き、機械の一部と直径12ミリもの大きな弾丸が出てきた。男はその二つを手に取り、恍惚とした目で見つめた。
「チーフ、遂にやりましたね」
 そばにいたスタッフに声をかけられ、視線をそのままスタッフに向けた。
「あぁ。これでこんな砂だらけの世界ともおさらばだ」
 手に持ったものを近くのトレイにおいて、部屋にいるほかのスタッフ達に向き直った。少しずれ落ちかけているめがねを直して再び喋り出す。
「こうして完成までこぎつけたのは、ひとえに君達のおかげだろう。ありがとう!」
 彼が話し終えると同時に、われんばかりの拍手が巻き起こった。

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