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やっとこさ終わりが見えはじめた
手か、主人公だと思ってたスバルが登場してないのはどういうことだww前置きなげぇwww

今回ちょっと長め。前回分の修正と今回分です

次元戦艦「ファルシオン」艦内 艦長室

 管理局の技術部で警告音が鳴り響くころ、違う場所、違う次元でも警告音に悩まされる人々がいた。ファルシオンのクルー達だった。
「第23管理外世界地表付近で膨大な魔力反応!きわめて小さいですが次元震の発生も確認しました!」
「本部との通信一時断絶!復帰まで暫くかかります!」
「本艦被害軽微!航行に支障はありません!」
 ブリッジに響く報告を聞きながら頭を抱えている艦長がいた。クロノ・ハラオウン提督である。第3次元艦隊旗艦「ファルシオン」の艦長にして、今現在もっとも頭を抱える提督でもあった。もう頭を抱えるしかない。
「はぁ・・・。まったく、なんで帰還途中にこんな面倒くさいことが起こるんだ。事後処理をする僕の身にもなって欲しいものだな」
 そう言いながら、自らも端末を操作するクロノ。通信が回復したのを確認して管理局に通信を入れた。案の定というべきか、彼の母親のリンディ・ハラオウンが出た。
「あらクロノ。話は聞いているわ。次元震が起こったそうね」
「はい、提督。きわめて微弱ですが、まず間違いなく次元震です」
「あなたの艦隊が今一番近くにいるのだったわね?急行して初見報告を行って頂戴。後で執務官を数人向かわせるわ。頼んだわよ」
「了解しました」
 ブツリという切断ノイズとともに、リンディの像は消えた。それを確認すると、クロノは立ち上がり全職員に指示を出した。
「第三艦隊全艦に告ぐ!本艦隊はこれより、先ほど発生した次元震の調査に向かう。全艦、進路反転。目標、第23管理外世界ライネック!」
 艦隊が一斉に回頭し始め、目的地に向かって全速で動き始めた。暫くすると目的地が近づきはじめ、艦隊は徐々に速度を落としていった。そしてそのままライネックへとシフトした。
「第23管理外世界、ライネックに到着しました。艦隊脱落無し、損害無し。システムオールグリーンです」
「よし。捜査プロープと捜索隊を出せ。もう少しで執務官も到着する。それまでに現場を調べて資料を作れ」
 ファルシオンの下部ハッチから捜査プロープが射出され、そのあとすぐに捜索隊も地上に降りた。現場は凄惨たる光景で、半径1キロにも及ぶクレーターが出来ていた。その地表面を捜査プロープや捜索隊が調べ上げたがこれといった発見は無かった。
 そのうちに執務官を載せた艦船が到着し、現場は完全に封鎖された。


第23管理外世界 「ライネック」 グラウンドゼロ

 事件が発生してから地球基準で約2時間。辺境で起きた事件にしてはまずまずの速さで局員が展開していた。グラウンドゼロ周辺には非常線が張られ、その周囲に武装した局員数十名、上空には到着した第三艦隊と言う物々しいまでの警備体制だった。そして、爆心地のど真ん中にも局員の影があった。
「ハラオウン執務官、これを」
 ティアナ・ランスター執務官は、土から半分顔を出したソレを慎重に摘み上げて、横に立つフェイト・T・ハラオウン執務官に渡した。受け取ったフェイトは、その破片を目の前まで持ち上げてじっくりと観察している。
「うーん・・・。多分だけど、エネルギー内蔵型の大型ロストロギアの破片じゃないかなと思うんだけど・・・。一応解析に回しておいて」
 横に立つ鑑識官に破片を渡し、回れ右をして、大きく擂り鉢状にえぐれた爆心地を登っていった。上までたどり着くと、通信ポートを開いて相手が応答するのを待った。ほんの少しの間を置いて、クロノが出た。
「おはよう。フェイト執務官」
「おはようございます、提督。なんでも帰還途中にこっちに回されたとかで」
「なに、嫌だとはいえんだろう。そういう仕事なんだと20年ほど前に悟ったよ。それよりも報告を頼む」
 初見報告を受けたクロノは、受けた報告で一時報告書を書き上げた。それを保存し終わってから再びフェイトに向き直って尋ねた
「で、君の本音は」
「これはロストロギアの爆発じゃない。他に原因があると思う」
「それを最初に言え。・・・何故だ」
「これほどの威力の爆発で破片が残るなんてありえないよ。跡形もなく消し飛んでいてもいいくらいなのに」
 地殻を抉る威力の爆発に耐え切ることが出来る容器ならば、そもそも爆発など起きないだろう。また、もし仮に容器の底が残っていたとしても、お手軽手のひらサイズには収まることはないだろう。
「わかった。言うまでも無いかもしれんが、まだ犯人像の特定はするなよ。引っかかるところが多すぎる」
「うん。流石に証拠の残し方が粗雑過ぎるね。選択肢が増えるよ。じゃあね、お兄ちゃん」
 通信ポートを閉じると、 爆心地に立っているティアナに声をかけ、転送ポートを作動させて帰還した。
 本局に帰還した二人は、早速調査資料をまとめるためそれぞれのオフィスに篭ることになった。無限図書館に調査に必要な資料を送る様に頼み、二人ともそれぞれのオフィスに入っていった。


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